サンスベリアの魅力と育て方|暮らしを豊かにするインテリアグリーン

家で過ごす時間が増えるなか、「もっと心地よい暮らしをしたい」「インテリアにちょっとしたアクセントを加えたい」と考える方が増えています。そんな時におすすめなのが、観葉植物を取り入れる暮らしです。

数ある観葉植物の中でも、人気が高いのがサンスベリア。シャープでスタイリッシュな見た目はもちろん、丈夫で育てやすく、さらに空気をきれいにしてくれる効果もあると言われています。今回は、サンスベリアの魅力と育て方、そして暮らしの中での楽しみ方についてご紹介します。

目次

サンスベリアの魅力

1. スタイリッシュでどんな部屋にも合うデザイン性

サンスベリアは、縦にまっすぐ伸びる葉が特徴的で、モダンなインテリアにも和風の住まいにも馴染みます。リビングの隅に置くだけで空間が引き締まり、玄関や寝室に飾ればスタイリッシュなアクセントに。鉢の色やデザインを選べば、お部屋の雰囲気に合わせてコーディネートできるのも魅力です。

2. 空気清浄効果で快適な住まいに

NASAの研究で、サンスベリアは空気中の有害物質を吸収し、室内の空気をきれいにする効果があると紹介されました。現代の住宅は気密性が高くなっているため、空気の質を意識することも大切になっています。サンスベリアは、自然と健康的な住環境をつくる手助けをしてくれます。

3. 夜間も酸素を放出する特性

多くの植物は昼間に光合成をして酸素を出しますが、夜は逆に酸素を吸収します。ところが、サンスベリアは夜間も酸素を放出する性質があるため、寝室に置く観葉植物として最適です。「ぐっすり眠りたい」「睡眠の質を高めたい」と考えている方にぴったりです。

4. 丈夫で初心者でも安心

観葉植物を枯らしてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。サンスベリアは乾燥に強く、多少水やりを忘れても元気に育ってくれる丈夫な植物。植物を育てるのが初めてという方でも安心して楽しめます。

サンスベリアの育て方

1. 置き場所

サンスベリアは明るい場所を好みますが、半日陰でも大丈夫だと言われています。明るいリビングはもちろんのこと、玄関や廊下といった日中、暗くなりがちな場所でもある程度耐えてくれるため、置く場所を比較的に選ばず、お好みの場所に置きやすいと言う点も利点です。

2. 水やり

水やりはサンスベリア育成のポイントです。乾燥に強く、丈夫で水やりを少し忘れても大丈夫だとご紹介をさせていただきましたが、逆に水の与えすぎは根腐れの原因になってしまいますので注意が必要です。土がしっかり乾いてからたっぷり与えるのが基本。春から夏の成長期は10日に1回ほど、秋から冬は2〜3週間に1回程度で十分。「少なめ」を意識することが長持ちの秘訣です。

3. 冬の管理

冬はサンスベリアの成長が止まる時期。気温が10度以下になると弱りやすいため、暖かい部屋に移動させましょう。水やりは控えめにして、室内の空気に馴染ませるように管理するのがおすすめです。

暮らしに取り入れるアイデア

リビングに置いて、家族の癒し空間に

家族が集まるリビングにサンスベリアを置けば、自然とリラックスできる雰囲気が生まれます。テレビボードの横やソファのそばに置くと、空間が引き締まって見える効果もあります。

玄関に置いて、心地よいお出迎え

玄関にグリーンがあると、帰宅したときやお客様を迎えるときに、ぱっと明るい印象に。サンスベリアは比較的暗い環境にも耐えられるため、玄関にもぴったりです。

寝室に置いて、快眠をサポート

夜も酸素を放出するサンスベリアは、寝室に最適。枕元やベッドサイドに小さめの鉢を置けば、睡眠環境を整えるお手伝いをしてくれます。

まとめ

サンスベリアは、見た目の美しさ、空気清浄効果、育てやすさと三拍子揃った観葉植物です。暮らしの中に取り入れることで、住まいがより快適で心地よい空間に変わります。リビングに置いて家族の癒し空間を演出したり、玄関に飾ってお客様を迎えるアクセントにしたり、寝室で快眠をサポートしたりと、置く場所によってさまざまな楽しみ方ができます。

観葉植物を取り入れる暮らしは、ちょっとした工夫で毎日を豊かにしてくれるもの。サンスベリアをパートナーにして、ぜひ心地よい住まいをつくってみてはいかがでしょうか。

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