乾太くんとは?憧れの設備だけれど本当に必要なのか?メリット・デメリットを徹底解説

新築住宅や家づくりを検討していると、一度は耳にすることが多い「乾太くん(かんたくん)」。

SNSや口コミでは、
「家づくりで採用してよかった設備」
「もう外干しには戻れない」
といった声も多く、採用を検討する方が増えています。

一方で、実際に検討を始めると、

  • 本当に必要なの?
  • ドラム式洗濯乾燥機との違いは?
  • オール電化でも採用できる?
  • 光熱費は高くならない?

といった疑問を持つ方も少なくありません。

設備は一度設置すると簡単には変更できません。そのため、人気や評判だけで判断するのではなく、自分たちの暮らしに合っているかを考えることが大切です。

今回は、乾太くんの基本的な仕組みからメリット・デメリット、オール電化住宅で採用する際の注意点、そしてそれでも多くのご家庭に選ばれている理由について解説します。

目次

乾太くんとは?

乾太くんは、リンナイが販売しているガス衣類乾燥機です。一般的な電気式乾燥機とは異なり、ガスの温風を利用して衣類を乾燥させるため、乾燥時間が短く、ふんわりとした仕上がりになりやすいことが特徴です。

また、乾燥機を使うことで、天候や時間帯を気にせず洗濯物を乾かせるのも魅力の一つです。さらに、部屋干しの時間を短くできるため、室内干しで気になりやすい生乾き臭を抑えやすいというメリットもあります。

こうした「短時間で乾かせる」「干す・取り込む手間を減らせる」といった特徴から、共働き世帯や子育て世帯を中心に、新築住宅で採用を検討する方が増えています。

乾太くんのメリット

家事の時間を大幅に短縮できる

乾太くん最大のメリットは、毎日の洗濯にかかる時間を短縮できることです。

洗濯物を干す・取り込む作業が不要になるため、忙しい共働き世帯や子育て世帯では家事の負担を大きく軽減できるでしょう。

仕事から帰宅したあとでも、その日のうちに洗濯から乾燥まで終わらせることができるため、洗濯物が溜まりにくく、家事のスケジュールにもゆとりが生まれます。

天候に左右されず、いつでも洗濯できる

乾太くんなら、雨の日や梅雨、台風の時期でも安定して洗濯物を乾かせます。

さらに、「花粉」「黄砂」「PM2.5」「強風による汚れ」などを気にする必要がないため、アレルギーが気になる方や、小さなお子さまがいるご家庭にも安心です。

タオルがふんわりとした仕上がりになる

乾太くんを利用している方から特に評価が高いのが、タオルの仕上がりです。

ガスならではの高温の温風で一気に乾燥させることで繊維が立ち上がり、ホテルのタオルのような、ふんわりとした肌触りになります。

毎日使うタオルの使い心地が良くなるだけでなく、衣類もやさしく乾燥できるため、仕上がりに満足しているという声が多く聞かれます。

生乾き臭を抑えやすい

洗濯物の嫌な臭いは、乾くまでに時間がかかることで雑菌が繁殖することが主な原因です。乾太くんは、高温の温風で短時間のうちに乾燥させるため、生乾き臭を抑えやすいという特徴があります。

特に、スポーツをしているお子さまがいるご家庭や、小さなお子さまがいて部屋干しをする機会が多いご家庭では、その効果を実感しやすいでしょう。

ランドリールームとの相性が良い

最近では、「洗う・乾かす・たたむ・収納する」までを一つの空間で完結できるランドリールームを採用する住宅が増えています。

乾太くんをランドリールームに設置することで、洗濯機から乾燥機への移動や収納までの動線が短くなり、さらに家事効率を高めることができます。

新築時であれば、設備だけでなく家事動線まで含めて計画できるため、より使いやすい住まいを実現できます。

乾太くんのデメリット

魅力の多い乾太くんですが、採用前に知っておきたい注意点もあります。

初期費用がかかる

乾太くんは、本体価格に加えてガス配管工事や排湿ダクト工事、設置台などが必要になるため、初期費用は決して安くありません。

住宅会社や設置条件によって費用は異なりますが、数十万円程度の予算を見込むケースが一般的です。

設置スペースが必要

乾太くんは排湿ダクトを設置する必要があるため、本体を置くスペースだけでなく、設置場所にも一定の条件があります。そのため、洗濯機との位置関係や洗濯動線も考慮しながら、設計段階で配置を検討することが重要です。

洗濯物を移し替える必要がある

ドラム式洗濯乾燥機であれば、洗濯から乾燥までを一度に行えます。一方、乾太くんは洗濯機とは別の設備のため、洗濯が終わったあとに衣類を乾燥機へ移し替える必要があります。

この作業を負担に感じるかどうかは、ご家庭の生活スタイルによって異なります。

ガス代がかかる

乾太くんはガスを使用するため、使用するたびにガス代が発生します。

使用頻度によってランニングコストは変わりますが、毎日使用する場合はガス料金も含めて検討することが大切です。

オール電化住宅で乾太くんを採用する場合の注意点

近年の新築住宅では、

  • IHクッキングヒーター
  • エコキュート
  • 太陽光発電

などを採用したオール電化住宅が増えています。

その中で、「オール電化だけれど乾太くんは採用したい」と考える方も少なくありません。

オール電化住宅でも乾太くんを設置することは可能ですが、乾太くんはガスを使用する設備です。そのため、採用する場合は、ガスの供給方法や設置場所、配管などについて、あらかじめ確認しておく必要があります。

ガス契約と基本料金が必要になる

オール電化住宅では、基本的にガスを使用しないため、ガス契約をしないケースが一般的です。

一方、乾太くんを使用するには、都市ガスまたはLPガスなどのガスを用意する必要があります。

そのため、乾太くんを採用する場合は、ガスの使用料金だけでなく、毎月の基本料金も含めてランニングコストを考えることが大切です。

特に、ガスを使用する設備が乾太くんだけの場合は、乾燥機の使用量が少なくても、ガス契約にかかる基本料金が発生します。

また、オール電化住宅に乾太くんを組み合わせる場合は、「電気+ガス」のトータルで光熱費を考える必要があります。

「光熱費を電気にまとめたい」「ガス設備をなくしてシンプルな住まいにしたい」と考えている方にとっては、この点も乾太くんを採用するかどうかを判断するポイントになります。

それでも乾太くんが選ばれる理由

ここまで紹介したように、乾太くんを採用する場合には、初期費用やガス契約など考慮すべきポイントがあります。それでも多くのご家庭で選ばれている理由の一つが、「時間」という価値です。

例えば、洗濯物を干す・取り込む作業を1日30分短縮できた場合、年間では約180時間もの時間を生み出すことになります。

その時間を、

  • 子どもと遊ぶ時間
  • 家族団らんの時間
  • 趣味を楽しむ時間
  • 睡眠や休息の時間

に充てられると考えると、多少のランニングコストがかかっても、十分な価値があると感じる方が多いのです。

また、天候を気にせず毎日洗濯できる安心感や、洗濯物を干す・取り込むという作業から解放されることは、数字だけでは表せない暮らしの満足度につながります。

実際に、「家づくりで採用してよかった設備」として乾太くんを挙げる方が多いのも、こうした毎日の小さな負担を減らし、暮らしにゆとりを生み出してくれるからです。

まとめ

乾太くんは、洗濯物を干す手間を減らし、毎日の家事負担を軽減してくれる便利な設備です。一方で、ガス契約やランニングコストなど、採用前に確認しておきたいポイントもあります。

大切なのは、「人気だから採用する」のではなく、自分たちの暮らしや洗濯スタイルに合っているかを考えることです。

eSmy-home株式会社では、ご家族のライフスタイルや将来の暮らし方まで考えた住まいをご提案しています。乾太くんやオール電化、ランドリールームなど、設備や間取りについてお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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