

みなさま、こんにちは。
植物は嫌いじゃない。でも、あまり手をかける時間は作れない。観葉植物を育ててみたいけれど、「枯らしてしまわないか不安……」そんな方にこそ、おすすめしたい植物があります。それは、ポトス(Pothos)です。丈夫で育てやすく、どんなインテリアにもマッチします。今回は、そんなポトスの魅力と、育て方のコツをご紹介します。
ポトスってどんな植物?

ポトスは、サトイモ科エピプレムヌム属に属するつる性の観葉植物で、原産地は東南アジア。美しいハート型の葉と、緑に斑(ふ)が入っており、吊るしたり棚に這わせたりと、自由自在に飾れるのが特徴です。「ゴールデンポトス」や「マーブルクイーン」「ライム」など、さまざまな品種があります。
✅ ポトスの基本情報
- 学名:Epipremnum aureum
- 別名:デビルズ・アイビー
- 生育環境:明るい日陰を好む
- 耐陰性:高い(室内向き)
- 耐寒性:やや弱い(5℃以上推奨)
ポトスの魅力

圧倒的な「育てやすさ」
弊社の事務所でもポトスを育てているのですが、水やりは週に1回程度で十分。育て始めて2年程が経過しましたが、一度も害虫にやられることなく健やかに育っています。基本的には水やり以外は手間がかからず、とても育てやすい印象です。
✅ポトスが育てやすい理由
- 水やりは土の表面が乾いたらでOK
- 多少の乾燥や暗さにも耐える
- 害虫がつきにくい
- 剪定や挿し木で簡単に増やせる
忙しい共働きのご家庭や、小さなお子さまがいる方でも枯らしてしまう方でも安心して育てることができます。
インテリア性が高い

シンプルながら存在感のあるグリーンの葉は、どんなテイストのインテリアとも自然になじみ、空間をやさしい雰囲気にし、癒しを与えてくれます。また、ポトスは飾り方次第で印象を大きく変えることができます。
✅ 吊り下げタイプで高さを活かす
天井から吊るすハンギングプランターを使えば、目線の上にグリーンが加わり、空間に立体感が生まれます。リビングや階段ホールなどの吹き抜けにもおすすめです。
✅ 棚の上からツルを垂らして動きをプラス
本棚やキッチンカウンターの上に置いて、ツルを自然に垂らすだけで、空間に動きとリズムが加わります。直線的になりがちな家具の並びに柔らかさが生まれます。
✅ コンパクトな鉢で玄関や洗面所に癒しをプラス
ポトスは比較的コンパクトな鉢でも育てられるので、省スペースでもOK。殺風景になりがちな玄関やトイレ、洗面所にも最適です。訪れたお客様にも好印象を与えるポイントになります。
✅ カゴや陶器鉢で見た目をアレンジ
ナチュラルテイストにはラタンや麻の鉢カバー、北欧風やモダンなお部屋には白い陶器鉢など、鉢のデザイン次第で印象が大きく変わります。季節やインテリアに合わせてコーディネートするのも楽しいですよ。
ナチュラル系、モダン系、北欧系、どんなテイストにもマッチします。
空気をきれいにしてくれる
NASAの「エコプラント」研究でも、ポトスは空気中の有害物質(ホルムアルデヒドなど)を吸収する効果があるとされており、健康面でも注目されています。
育て方の4つのポイント
絶対に枯らしたくない!そんな気持ちをお持ちの方は以下の4つを守って育てると安心です。ポトスは成長が目に見えて分かるので、元気にスクスク育っている姿を見ると明るい気持ちにしてくれます。
- 置き場所:レースカーテン越しの窓辺がベスト
- 水やり:春〜秋は週1回、冬は控えめに
- 肥料:春〜秋に月1回程度の液肥
- 剪定:伸びすぎたらカットし、挿し木で再利用
まとめ
ポトスは、育てるのがとても簡単で手間が少なく、見た目もおしゃれで、空気をきれいにしてくれます――。飾り方次第で、自分好みに仕立てることもできる植物です。日々の生活にちょっとした緑を加えたい初心者さん。そして、忙しくて植物に時間をかけてあげられない、という悩みをお持ちの方も、まずはポトスから始めてみませんか?実際に育てている私も安心しておすすめできる植物です。
価格もお手頃なものが多いので、ぜひ取り入れてみてくださいね!
最後まで、ご拝読いただきありがとうございました。