金消契約とは?住宅ローン契約のタイミングや費用をわかりやすく解説

マイホームの購入や注文住宅を検討していると、「金消契約(きんしょうけいやく)」という言葉を耳にすることがあります。住宅ローンの話の中でよく出てくる言葉ですが、

「住宅ローンの契約っていつするの?」
「いつまでに銀行を決めればいいの?」
「お金がかかるのはいつ?」

と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、
金消契約とは何か、住宅ローン契約までの流れ、費用がかかるタイミングを分かりやすくご紹介します。

目次

金消契約とは?

金消契約(きんしょうけいやく)とは、正式には 「金銭消費貸借契約(きんせんしょうひたいしゃくけいやく)」 と呼ばれる契約です。つまり、「銀行などの金融機関からお金を借りる正式な契約」を締結することを指します。

住宅ローンの場合は、金融機関がお金を貸し、借りた人が将来返済していくという約束を、書面で正式に契約を結ぶ手続きになります。この契約を結ぶことで、住宅ローンの正式な契約が成立し、住宅購入のための資金が実行されます。

住宅ローンはどのタイミングで契約するの?

住宅ローンは、いきなり契約するわけではありません。住宅会社に任せたままの人であれば、いつ金融機関と契約をしたのか分からないという方も少なくありません。しかし、何事も分かっていると安心して手続きを進めることができます。
ここでは、住宅ローンの通常の流れをご紹介いたします。

① 住宅ローン事前審査(仮審査)

最初に行うのが事前審査です。年収や勤務先、借入状況などをもとに「どれくらい借りられるか」「審査に通る可能性があるか」を金融機関が確認します。
事前審査は、複数の銀行に申し込むことも可能です。そのため、住宅購入検討者の多くが、条件を比較するためにいくつかの金融機関で審査を受けるケースが多くあります。

この段階では、まだ正式な契約ではありません。

② 住宅ローン本審査

事前審査に通った金融機関の中から、条件の良い金融機関を選び、本審査を申し込みます。本審査では、事前審査よりも、より詳しい書類を提出します。

≫本審査必要書類例
・物件の内容
・契約書
・収入証明
・本人確認書類

本審査に通ると、住宅ローンを借りられることが正式に決まります。

③ 金消契約(住宅ローン契約)

本審査が通った後に行うのが、金消契約(住宅ローン契約)です。

ここで、借入金額、金利、返済期間、返済方法などを確認し、正式に契約書へ署名・捺印します。 最近では、銀行に行かずにオンラインで契約できる金融機関も増えています。

住宅ローンの金融機関はいつまでに決める?

多くの場合、既存建物の購入時であれば住宅の引き渡しの1〜2か月前までには金融機関を決める必要があります。
審査から契約、住宅ローンの実行まで手続きに時間を要すからです。

また、注文住宅の場合は、建物の完成からお引渡しまでに、土地の決済や建物の中間金の支払い等も発生するため、住宅ローンの選定は、より早く行なう必要があります。
先行して支払いが必要になる費用に関しては、つなぎ融資を利用される方がほとんどです。注文住宅の場合は、住宅会社の選定と同時に住宅ローンの検討も進めておくと、手続きを慌てずに進めることができます。

金消契約のときにお金はかかる?

住宅ローンを契約する際には、いくつかの費用が発生します。各種金融機関によって異なりますので、検討中の金融機関へご確認ください。ここでは、一般的な費用についてご紹介をします。

印紙税

住宅ローン契約書に貼る印紙代です。借入金額によって金額が変わります。電子契約の場合は、この印紙代は不要です。

事務手数料

金融機関へ支払う手数料です。金融機関によって大きく異なりますが、一般的に数万円程度の定額型もしくは、借入額の約2.2%程度の定率型を採用しているところがあります。

保証料

住宅ローンの保証会社へ支払う費用です。最近は、保証料を支払わず、金利に上乗せするタイプの住宅ローンも増えています。

登記費用(抵当権設定)

住宅ローンを借りると、金融機関は担保として抵当権を設定します。その抵当権設定の手続きを進める司法書士への報酬と登録免許税といった費用がかかります。

団体信用生命保険

住宅ローンを利用する際に加入する生命保険です。万が一の際に、住宅ローン残高が保険で返済される仕組みです。多くの金融機関では金利に含まれています。

まとめ

金消契約とは、住宅ローンの正式な契約のことです。住宅ローンの手続きの中でも重要なステップであり、この契約を経て住宅ローンが実行されます。

住宅ローンは金額も大きく、期間も長い契約になるため、金利や手数料だけでなく、返済計画や団体信用生命保険の内容なども含めて比較することが大切です。

また、住宅購入を進める中で、今自分たちの手続きはどこまで進んでいるのか?を知っていると、いつぐらいに「金消契約」になるのかを把握することができ、落ち着いて家づくりを進めることができます。

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