長く住むほど得になる!?「性能」と「光熱費」のお話し

みなさま、こんにちは。

 

断熱性能と気密性能が担保されることによって

住まい手の皆さまに、どんなメリットがあるのかについて

前回までは、「家」の性能と「健康寿命」についてご紹介をさせていただきました。

 

本日は、

長く住むほど得になる!?

「性能」と「光熱費」のお話しをさせていただきます。

 

断熱性能と気密性能の高い家を

「魔法瓶」のような家と例えられることが多くありますが

まさしく、イメージは「魔法瓶」です。

 

 

そして、保温力の高さが断熱性・気密性の数値によって、異なります。

 

 

この保温力が高いと、何が良いのか?

少ないエネルギーで快適な住環境を整えることができるところです。

 

 

もちろん、住宅の大きさや間取りによっても異なりますが、

それに合った断熱性能・気密性能になっていれば、

多くの住宅がエアコン1台を稼働していれば、家全体を一定の温度に保つことができます。

 

 

今までの日本の住宅の多くが風通しの良い家づくりを模範としてきたため、

多くの住宅は、外気温に影響されやすい傾向があり、

その結果、冷暖房のためのエネルギー消費が高い傾向にありました。

 

 

そのため、いくら冷房を強くしてもなかなか部屋が涼しくならない

といったご経験はありませんか?

 

 

なぜ、そのような現象が起きるのか?

 

 

それは、エアコンの冷気が家の隙間から外へ流れ出しているからです。

 

一方、高断熱・高性能住宅は、外壁や屋根、窓などに高断熱材を使用し、

気密性を高めた設計となっているため、外気の影響を受けにくく、

冷暖房の効率が飛躍的に向上します。

 

結果として、少ないエネルギーで室内の温度を快適に過ごすことができ、

光熱費が大幅に削減することができる、ということです。

 

家を購入しようとするとき、

 

この家の光熱費は、どれくらいなんだろう?

 

と意識してみると、より後悔の少ない家づくりを

進めることができるのではないでしょうか?

 

 

また、少ないエネルギーで快適に生活ができるということは、

エアコンの台数も少なくて良いということになります。

 

 

エアコンの寿命は10年ほどと言われていますが、

10年経って交換する台数が2台ほどの家と、各居室に必要で4~5台設置している家。

2台と5台、メンテナンスコストが高いのはどちらかなんて一目瞭然です。

 

 

 

例えば、

 

ファミリーカーを購入されるとき

多くの方が「燃費」も購入検討材料とされていらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

家も同じです。

もしくは、本来は家こそ、そのように考えるべきではないでしょうか?

 

 

 

なぜならば、車は515年ほどで買い替えをされるため、

万が一失敗しても

次の購入時に同じ失敗を繰り返さないようにできますが、

「家」の購入は、多くの方が一度きりで気軽に買い替えはできません。

 

 

30年、40年、50年と暮らしていく「家」の

毎月かかるエネルギー量はどれくらいで、月々いくらくらいの光熱費がかかるのか。

 

 

人間の体にだけではなく、お財布にも優しいのが、高断熱・高気密住宅です。

 

 

最後まで、ご拝読いただきありがとうございました。